最新AIモデル徹底解説【Gemini 2.5】のここがすごい!

2025年3月25日にGoogleからリリースされた最新のAIモデルです。この記事では、Geminiの性能や特徴から、実際に利用する方法について解説していきます。
日々進化を続けるAIについて、私たちの記事で効率よく要点を理解し、AIを活用していく手助けになれば幸いです。

Gemini 2.5の○○がすごい

推論能力

Gemini 2.5は思考型のモデルです。普通のAIがユーザの入力に対してすぐに回答を返すのとは違い、思考型のAIは回答を出力する前にAI自身で考えを巡らせるという論理的な思考力を持ちます。前者が単なる分類と予測から結果を導くのに対して、後者は情報を分析し、文脈やニュアンスを適切に取り入れながら結論を導き出すため、より精度が高く、論理的な回答を導くことができます。
これを示す実績として、「Humanity’s Last Exam」というAIの論理力をはかるベンチマークテストでは、GPT-4.5やClaude 3.7 Sonnetなど、主要なモデルを大きく上回る性能を示しています。

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Humanity’s Last Exam

Chatbot Arenaでの評価の高さ

Chatbot ArenaとはモデルAとモデルBの2種類のAIの回答をどちらのモデルかわからないように出力し、ユーザにどちらの回答が良いか評価してもらうというプラットフォームです。投票データに基づき評価スコアがつけられるのですが、3月30日現在ですべてのモデルより優れたスコアを記録しています。

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数学および科学分野

Gemini 2.5は、GPQAやAIME 2025などの数学および科学ベンチマークをリードしています。

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数学および科学のベンチマーク

コーディング能力

コーディング面でもGemini 2.5は2.0から大きな飛躍を遂げており、ウェブアプリやエージェンティックコードアプリケーションの作成、コード変換や編集に優れています。業界標準のエージェンティックコード評価であるSWE-Bench Verifiedでは、カスタムエージェントセットアップで63.8%のスコアを記録しました。

Geminiがコーディングした、ゲームの映像→

https://youtube.com/watch?v=RLCBSpgos6s%3Frel%3D0

ネイティブマルチモダリティ

テキスト、音声、画像、動画に加えて、リポジトリ全体のソースコードなど様々な情報源からのデータを理解することができるネイティブマルチモーダルを備えており、複雑な問題を解決することができます。

Geminiの機能を解説

このように進化し続けているGeminiには、7つの特徴的な機能があります。これらの機能は、ユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させ、Geminiの活用範囲をさらに広げていくことでしょう。

DeepResearchとGemの無料化

これまで有料版限定だったDeepResearchが3月14日から無料で利用可能になりました。
複雑なトピックを網羅的に調査し、分かりやすいレポートを生成する機能で、Gemini 2.0 Flash Thinkingが搭載されており、検索精度が向上しています。

Gem(カスタマイズ可能なAIアシスタント)の無料化

特定のタスクや目的に合わせてAIアシスタントを無料でカスタマイズできるGem機能が利用できるようになったことで、繰り返し行うタスクの自動化などに活用できます。

YouTubeリンクの読み込み

YouTubeの動画リンクをGeminiに直接読み込ませ、動画の要約やタイムスタンプの表示などが可能になり、動画の内容把握や概要欄の作成などに役立ちます。

パーソナライゼーションモデル(実験的機能)

Googleアカウントの検索履歴に基づいて、ユーザーに最適化された応答を提供する実験的なモデルで、自分専用のニュース取得やおすすめの提案などに活用できます。Geminiアプリでモデル選択時にパーソナライゼーションを選択し、利用を許可する必要があります.

イメージジェネレーションモデル(Google AI Studio)

Google AI Studioで利用可能な新しい画像生成モデルで、高度な画像生成や編集が可能です。
チャットによる画像の編集、一貫性のある画像生成、画像への文字挿入などが可能です。

Canvas

文章やコードをリアルタイムで編集できるインタラクティブなスペースです。Geminiの出力内容の直接編集、AIによる文章の修正や構成変更、コードの高速生成とプレビュー表示が可能です。無料ユーザにも開放されています。ただし、機密情報なども学習されてしまうことがあるので、取り扱いには注意が必要です。

Gemini Code Assist

主に開発者向けのコーディング支援ツールで、自然言語でのコード生成、チャットによる質問応答、バグ発見のサポートなどを行います。
Visual Studioなどの開発環境に拡張機能をインストールして利用することで利用できます。

Geminiの利用方法

Geminiの機能を活用するためには、主にGoogle AI StudioGeminiアプリの2つのプラットフォームがあります。

Google AI Studio

下記リンクからWebブラウザでGoogle AI Studioへアクセスします。
すると下記のようなページが出てくるので、Create Promptを選び、文章を入力することで回答を得ることができます。画面右側では、使用するGeminiのモデル、回答のランダム性を決めるTemperature、生成されるテキストの最大トークン数などを指定することができます。

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Google AI Studioへのアクセスはこちら→

Google AI StudioGoogle AI Studio is the fastest way to start building with Gemakersuite.google.com

Geminiアプリ

一般ユーザ向けのアプリケーションで、スマートフォンアプリとしても提供されています。DeepResearchやGem、Canvas、Youtubeリンクの読み込みなどさまざまな機能を利用することができます。

今後のGemini 2.5の成長

現在は100万トークンのコンテキストウィンドウで提供されているGeminiですが、近日中に200万トークンのコンテキストウィンドウが提供される予定で、Googleが手掛ける機械学習プラットフォームである、Vertex AIでも近日中に利用可能になる予定です。

Gemini 2.5に関する公式の文章はこちらから→

Gemini 2.5: Our most intelligent AI modelGemini 2.5 is our most intelligent AI model, now with thinkinblog.google

まとめ

本記事では、Gemini2.5がどのくらいすごい性能なのかということと、Geminiの機能、利用方法について解説しました。
すでにAIを活用している皆さんは、Claudeをこえたコーディング能力を利用して開発を効率化するなどGeminiの特性を理解して活用してみてはいかかでしょうか。一方で、まだAIを活用し慣れていない方はご紹介した利用方法から最新で最も性能の良いモデルであるGeminiを使ってみてはいかかでしょうか。

株式会社メイトではこれからも最新のAI技術をキャッチアップし、皆さんに発信していきます。
その知識や活用した経験もとにAIについての講義、導入、AIを組み込んだシステム開発などを手掛け、未来のビジネスを創造するDXパートナーを目指しています。ご相談やお問い合わせなど、どうぞお気軽にご連絡ください。

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