これまでの記事では、Canva AIの画像生成や、ストーリー投稿・広告制作への活用についてご紹介してきました。
今回は、その流れをさらに一歩進めて――Canvaの「ビジュアルツールキット2.0」の大幅アップデートに注目します。
「毎日のSNS投稿がしんどい…」
「バナーの修正に追われて残業続き…」
「見た目が地味すぎて、提案が通らない…」
そんな声に、Canvaが本気で応えてきたのがこの「ビジュアルツールキット2.0」。
SNS運用・広告制作・社内資料のすべてが、この1つに集約されていると言っても過言ではありません。
Canvaクリエイト2025にて、過去最大規模の製品となるビジュアルツールキット2.0が発表されました。
これは、世界中から寄せられた100万件を超えるユーザーの声をもとに、実務に本気で寄り添うために設計されたアップデートです。
「企画から完成まで、すべてが1つのキャンバスで完結する」──そんな理想が、ついに現実のものとなりました。
ここからは、その進化を象徴する6つの注目機能をご紹介します。
ドキュメント、プレゼン、動画、ホワイトボード、Webページなど、異なるフォーマットのデザインを1つのワークスペース内で作成・管理できます。チーム内でのアイデア出しから最終成果物までを同じ空間で進められるため、ツール間の移動や情報の取りこぼしがありません。これにより、作業のスピードと連携精度が大幅に向上し、業務全体の生産性を底上げします。
AIによる「マジック関数」や「マジック分析」に対応し、従来の表計算では難しかったビジュアル表現が直感的に実現できます。テキスト入力だけで複雑なデータ処理やグラフ化が可能となり、見栄えの良い資料を誰でも手軽に作成可能に。ドラッグ&ドロップによるレイアウトで、視覚的に美しく、機能的なスプレッドシートが完成します。
テンプレートとスプレッドシートのデータを掛け合わせることで、複数のデザインを一括生成・カスタマイズできます。例えば、キャンペーンのバナーやSNS投稿を、名前や店舗情報などに応じて瞬時に差し替えることが可能です。これにより、パーソナライズされた大量コンテンツの展開が、圧倒的にスピーディかつ正確に行えます。
Google AnalyticsやHubSpotなど外部のリアルタイムデータを連携し、複雑な数値をインタラクティブなグラフや図解に自動変換します。ビジネスレポートやマーケティング資料などに欠かせない“データの見える化”が、誰でも手軽に実現可能です。数字だけでは伝わらないインサイトを、視覚的に訴求できるようになります。
簡単なプロンプトを入力するだけで、インタラクティブな図表、フォーム、機能的なUIコンポーネントを自動生成できます。コーディングの知識がなくても、価格計算ツールや学習ゲーム、予約フォームなどのツールを短時間で構築可能です。これにより、アイデアをその場で形にするスピードが格段に上がり、企画から実装までのハードルが大きく下がります。
AIによって背景の差し替えや不要物の削除がワンクリックで行える、デザイン一体型の写真編集ツールです。従来は外部ツールで行っていた画像処理が、Canvaの中だけで完結するため、作業効率が大幅に向上します。ライティングやムードも自然に調整され、誰でもプロ品質のビジュアルが簡単に作れるようになります。
「Canva ビジュアルツールキット2.0」を導入すると、次のような変化が生まれます。
Canva AI導入後の変化は、こんなイメージです。広告制作や資料づくりにかかっていた撮影・外注・修正などの手間が一気に軽減。
「あれも、これも、Canvaだけで完結する」
そんな世界がすぐそこに来ています。
バナー、ストーリーズ投稿、キャンペーン告知画像も、テンプレート+ブランドキット+AI補助で一発完成。
提案資料やバナーデザインの初稿提出までの時間を1/3に短縮可能。修正もオンラインで即反映。
Canvaの資料テンプレートをブランド準拠で自動整形。見た目が良いだけでなく、わかりやすさもアップします。
※Pro版は30日間無料トライアルあり。チーム導入にも対応しています。
AIの力で、これまで「当たり前」だった広告制作の常識が変わりつつあります。
スピードも、表現も、もっと自由に。
Canva「ビジュアルツールキット2.0」は、SNS時代の新しい“ビジュアルOS”として、すべての人の表現を後押ししてくれる存在です。
🌈 あなたのSNS運用や資料作成が、もっと“楽に・楽しく”なりますように。
今こそ、Canvaを“使いこなす側”へ。
常に変化し、成長を続けていく組織を一緒に創るメンバーを探しています。
MATEでは、多様なバックグラウンドを持ったメンバーが活躍しています。
ご興味を持っていただいた方は、ぜひ採用ページをご覧ください。